新しい麻酔薬の登場とそれを使い慣れた麻酔科医の存在が重要
これがもしも従来の薬剤のままであったら、日帰り手術の質にかなりのばらつきが生じていたでしょう。
そしてこの新薬の登場だけでなく、それら薬剤の特性をよく理解し使い慣れている麻酔科医の存在も重要となります。日帰り麻酔を専門とする医師たちは、術後の状態が悪ければ入院させてしまえばいいやという安易な考えを持ちません。
日帰り手術をとりまく環境は日々変化しています。それは麻酔だけでなくそのほかさまざまなシステムに及びます。そんな日帰り手術が新しい医療のカタチであることを、これからもお伝えしていきたいと考えています。(おわり)