この冬こそ、コロナとインフルエンザのW流行リスク…受験家族はどうするべきか

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「ウクライナ戦争の影響による世界的な原油価格高騰で電気代が上がっています。そのため、新型コロナ対策のために寒い中、エアロゾル感染対策として暖房を強くしながら窓やドアを開けて空気の流れをつくることは難しくなるでしょう。もちろん、受験生がエアロゾル吸入対策としてN95のような高性能のマスクを正しく着ければ防げますが、息苦しくなります。使い捨ての不織布マスクをできるだけ顔に密着させて着用する方が良いと思います」

 マスクは屋外での着用も考えておきたい。冬の屋外は空気が乾燥し、冷たい空気で気道が弱りやすい。マスクを着用すれば気道に潤いを与え、異物を吐き出すための気道上皮細胞の線毛の動きを活発にする。乾燥した部屋で就寝する場合は加湿器を置くのも良い。

 感染症対策は、それを行うことで得られるメリットとデメリットを計算して、メリットが上回る場合に行うのが基本。一般の人と立場が異なる受験生はより冷静に考え、実行することが大切だ。

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