【胃がん検診】内視鏡検査の胃がん発見率はバリウム検査の2.5倍
バリウム検査は放射線技師が行いますが、内視鏡検査は医師しかできません。一度使った内視鏡は洗浄と消毒が必要ですから、数時間は使えません。1日に何人も検査するには、かなりの数の内視鏡を用意しておく必要があります。それらの事情から、検査料は内視鏡のほうが高く設定されています。そのためか、自治体によってはバリウムを勧めるところもあるようです。
ただ、早期胃がんの発見率は、内視鏡がバリウムの2.5倍といわれています。しかも、食道や十二指腸も診ることができます。またバリウム検査で引っかかったら、再検査は内視鏡になります。ですからどうせ受けるなら、最初から内視鏡にしたほうが得だと思います。