白内障手術失敗体験談(2)初診で手術日が決定…前妻は「簡単に決めて大丈夫?」

公開日: 更新日:

「もし手術するなら、26日の火曜日が空いていますけど」

 いきなり手術という言葉に正直怖くなり、どうしようという思いがよぎりました。ただ、白内障の手術を受けてきれいに見えるようになったという知人がいたし、両親も20年前に白内障の手術を受けて成功した。その間、医療技術も格段に進歩しているはず。心配することはないのではないか。そう自分自身に言い聞かせ、9月26日に白内障の手術を受けることにしたのです。

 前妻にそのことを話すとびっくりして「そんなに簡単に決めて大丈夫なの?」と強い口調で言われました。「病院の評判はどうなの?」「先生はいくつくらいなの?」……矢継ぎ早に質問攻め。「ネットで大きく紹介されていたから選んだ」と答えると、「それって記事広告みたいなもんでしょう。そんなことに惑わされていいの?」と手厳しい。「白内障はそんなに難しい手術じゃないから大丈夫だよ」と説き伏せ、手術後に車で迎えに来るよう頼んだのです。(つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…