梅毒急増のなぜ(4)感染者のうち男性40%、女性1%が性風俗を利用
「性風俗での感染率が高いのは、コロナ禍で利用者が減り、性風俗産業の競争が激化してサービスが過激になっているからかもしれません。梅毒はコンドームを装着すればある程度は防げます。以前は性風俗店ではコンドームをしないノースキンサービス(NS)は、CSWの判断に任せられていました。しかし最近は、NSをしないCSWは雇わない店もあるようです。風俗店によっては、感染防止の研修を行ってスキンを奨励することで“安全な店舗”をPRしています。それを歓迎する利用者もいますが、全体的には少数派です」(尾上院長)