花粉症シーズン到来!「鼻ブラシ」開発者が語るメリットと注意点

公開日: 更新日:

「私自身がひどい花粉症で、長い間、鼻詰まりから何を食べても味がせず、仕事に集中できず困っていました。長時間はなをかんだり、鼻を生理食塩水で洗ったりしましたが劇的な症状改善は表れませんでした。ついには『鼻をとって洗いたい』との気持ちが高じて、歯ブラシを鼻に突っ込んだのです。それが鼻ブラシ開発のキッカケです。その時は鼻の内側を痛めてしまったのですが、同時に鼻が通り久しぶりに新鮮な空気を吸えたと感じたのです。それから試行錯誤の末、完成させたのが鼻腔内専用洗浄ブラシ『StandardBrush』です」

 ブラシは毛量が多いほど汚れが取りやすく肌触りがいい。通常の歯ブラシの毛量が500~1000本なのに対して、標準タイプのStandardBrushは7万本(上級タイプは2割増し)。毛の太さは0.051ミリの極上ナイロン製で毛先が丸みを帯びた形状となっている。

「使い方は簡単です。まず鼻ブラシを水かお湯に浸したうえで、鼻の中に挿入して鼻水をぬぐいます。使用後はブラシを流しっぱなしのお湯でしっかりもみ洗い。もう一度ブラシを鼻に入れて2回転させ、優しく本洗いします。ポイントは花粉などがたまりやすい、鼻の頂部にあるポケット、そのすぐ下にある上ポケット、小鼻にある下ポケットを重点的に洗浄することです。ただし、危険ですのでブラシは絶対に無理して奥まで差し込んではいけません。その後、はなをかみ、もう一度ブラシを洗ったあと、軽く仕上げ洗いをしておしまいです。使用済みの鼻ブラシは流しっぱなしの水かお湯で洗って、カビや細菌が繁殖しないようしっかり乾かしましょう。なお、鼻ブラシが洗浄する部分は毛細血管の集中する粘膜部位なので、強くこすりすぎると出血原因になったり、粘膜を傷つける恐れもあるため注意が必要です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 2
    小池都知事が“アキバ降臨”も演説ドッチラケ…若者文化アピールに「うそつき!」とヤジ飛ぶ

    小池都知事が“アキバ降臨”も演説ドッチラケ…若者文化アピールに「うそつき!」とヤジ飛ぶ

  3. 3
    ソフトB山川穂高 数字では測れない「4番の価値」…打てない時期もチームの躍進に大貢献

    ソフトB山川穂高 数字では測れない「4番の価値」…打てない時期もチームの躍進に大貢献

  4. 4
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  1. 6
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  2. 7
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  3. 8
    巨人・桑田真澄二軍監督が「1人4役」大忙し…坂本勇人を感激させた“斬新アドバイス”の中身

    巨人・桑田真澄二軍監督が「1人4役」大忙し…坂本勇人を感激させた“斬新アドバイス”の中身

  4. 9
    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  5. 10
    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題