プロが教えるシャンプー術(4)適量とつけ方のポイント
シャンプーをする時は図のように適量を手にとり、手の平で薄く広げます。泡立ちにくいケースでは、軽く泡立たせながら髪と頭皮になじませていきます。ロングヘアの場合は、頭皮の何カ所かに分けてこすりこんでいきます。
シャンプーの泡は汚れを落とすだけでなく、クッションになり髪同士の摩擦によるダメージ(キューティクルの剥離など)を低下させることができます。最近ではヘアカラーやブリーチをされている男性も多いので、髪の毛のダメージ、洗髪時のきしみ、絡まりが気になる場合は、入念に手で泡立てるか、ポンプフォーマーなどの利用が効果的です。
洗うときは爪を立てないで指の腹で頭皮を洗うのがポイントになります。爪を立てて頭皮を洗うと頭皮を傷つけることがあります。このケースでは、かさぶたができることがあり、一度できてしまうと治るまでにかなりの時間を要することもあるので要注意です。
頭皮と髪全体をシャンプーで泡立てて洗った後、すすぎます。この時に指を通しながら頭皮までていねいに洗い流します。特に耳の後ろから襟足は、すすぎが不十分になりやすいので、十分にすすいでください。シャンプー残りは痒みの原因になることもあります。