「立って」仕事をすれば健康で長生きできる(4)「座りすぎ」が招く心身不調…経済損失は6兆円を超える

公開日: 更新日:

「でも私は、やっぱりこれは産業の問題だと思っています。特にオフィスで働く人の座りすぎ対策は重要です。企業が、働けば働くほど健康で元気になるオフィスをどう創造できるか、ですね。その中で、スタンディングデスクを含めた机や椅子はとても重要な役割を果たすと思いますし、今は数年前とは違い、座りすぎ解消のためのさまざまなツールやギアが生まれています。また、それに伴い、オフィスのレイアウト、照明、空調も関係してくる。未来のためにも、いろいろな企業が力を合わせて産業を創出できればいいなと思っています。私もそのために考えています」

 岡教授はこう総括する。

「5年先、10年先に、『まだ座っているの?』という社会になっているのが理想です」 (おわり)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造