予後がまるで違う! 回復期リハビリテーション病棟の使い方
回復期リハビリテーション病棟への入院は、急性期病院からの転院という形になるのが一般的だ。担当医から勧められるか、もしくは家族や本人の希望によるケースの2通りあるが、まずは急性期病院のソーシャルワーカーに相談するのが望ましい。希望する候補をリストアップしておくことも忘れずに。リハビリは早期に始めるほど効果が高いので、できるだけ早めに話を進めたい。
回復期リハビリテーション病棟の詳しい説明や全国のリストは「回復期リハビリテーション病棟協会」のHPで確認することができる。全国におよそ2000棟、9万5000床ほどの届け出がある(2023年度)。入院できる期間は疾患別に60~150日の上限が定められ、自ら進んで入院する病棟とはいえ、ちゃんと保険適用されるし、医療保険の入院給付対象にもなることも覚えておきたいポイントだ。