著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

メンタルにも良い!ニューヨークで注目の「読書パーティ」とは?

公開日: 更新日:

 ローリングストーン誌の記者によれば、まず30分という決められた時間に集中して本を読むことで、現代のマルチタスクから解放される。特にスマホではなく紙の本を読むというのも、デジタル・デトックス効果につながるといいます。でもだからといって全くの孤独というわけではありません。

 個別の読書の後には、グループで集まって自分が読んでいる本について発表し、語り合う時間もあります。他人と話す機会が少ない都会の真ん中で、本を介した気軽な会話とふれあいを楽しみ、孤独を癒やすこともできるのです。しかもお酒や大音量の音楽がつきもののパーティとは違い、体にも優しく、ストレスも少ないのが特徴です。

 好きな本を読みながら、他人とのちょうどいい距離を楽しめる「読書パーティ」のチケットは20ドル(約2800円)。

 アメリカではZ世代の間で、特に紙の本を中心に読書の人気が戻ってきています。Z世代はメンタルの問題を自覚する人が4割を超える世代でもあります。そんな中「読書パーティ」の人気はまだまだ上がっていきそうです。

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