“介錯おじさん”宮澤博行元議員も薄毛治療に通う凄腕鍼灸院に行ってみた! 本人に電話で直撃すると…

公開日: 更新日:

「しゃべるな、しゃべるな、これですよ」「安倍派を介錯する」──。自民党の裏金事件をめぐって数々の名ゼリフ(?)を残した“令和の介錯おじさん”こと宮澤博行元衆院議員。頭髪の薄い自民党議員有志を集めた議員連盟「日本を明るくする会」(通称ハゲ議連)の幹事長を務めていたが、実は薄毛治療に血道を上げていたのをご存じだろうか。足しげく通っていたという鍼灸院を直撃した。

  ◇  ◇  ◇

 宮澤氏行きつけの鍼灸院は、都営地下鉄「大門」駅から徒歩3分のところにある「ハリのち晴れ 鍼灸治療院」。東洋医学をベースに、薄毛改善・発毛・育毛や美顔などに特化した治療を施してくれる。大門で3店舗を展開中だ。

 日刊ゲンダイ記者も早速、「育毛鍼・頭皮鍼コース」(60分、税込み8800円)を体験。薄毛に悩んでいるわけではないが、モノは試しだ。

 ベッドの上にうつぶせになると、金子一秀院長がちゅうちょなく後頭部へ鍼をプスプス。あっという間に20本以上の鍼を打ち終えたが、少しチクリとするだけで痛みはほとんどない。

 さすが、30年以上にわたり頭皮を研究し続けているプロだ。

睡眠の質や基礎体温を上げる効果も

「薄毛に悩むと、まず飲み薬を服用する人が多いのですが、長年服用していると人によっては副作用のような症状が出てきてしまう。例えば動悸がしたり、むくんだり。健康診断で数値が悪くなってしまう場合もある。それでようやく、鍼治療に来られる方が多いですね。鍼なら副作用はないし、頭に打つことによって自律神経が整う。睡眠の質や汗のかき方、ホルモンバランスも変わっていきます」(金子院長)

 効果を高めるため、打った鍼から低周波を流して凝りをほぐしていく。鍼を通じて深部に優しい刺激が伝わって気持ちがいい。時おり金子院長が「リラックスですよ~」と声をかけてくれるのも心地よかった。

 後頭部が終わり、今度は生え際や顔にも鍼を打っていく。顔はオプション(税込み2200円)だ。

「見方を変えると、顔も頭の一部です。男性は特に食い縛りとか目の疲れが激しいので前面をほぐしてあげることによって、髪にいい栄養が流れやすくなるイメージですね」(金子院長)

 頭と顔、体に打ってもらった鍼は計100本以上。治療を終えると、首や肩が軽くなり、頭も冴えわたってスッキリ。週1回の治療を半年続けると、「髪の質が変わると同時に、基礎体温が高くなることで風邪もひきにくくなる」(金子院長)という。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 4

    【埼玉・八潮市道路陥没「2次被害」現場ルポ】発生2週間、水は濁り死んだ魚が…下水放流地で見た河川の異変

  5. 5

    菊乃井・村田吉弘さんが日本食の高級化に苦言…「予約が取れない店がもてはやされるのはおかしい」

  1. 6

    「高額療養費制度」見直しに新たな火種…“がん・難病増税”に等しいのに、国家公務員は「負担上限」据え置きの可能性

  2. 7

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  3. 8

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  4. 9

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 10

    鬼怒川温泉の渓谷に張り付く巨大廃墟群を探る…残された「バブル遺構」が物語るかつての栄華

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ