“介錯おじさん”宮澤博行元議員も薄毛治療に通う凄腕鍼灸院に行ってみた! 本人に電話で直撃すると…
「しゃべるな、しゃべるな、これですよ」「安倍派を介錯する」──。自民党の裏金事件をめぐって数々の名ゼリフ(?)を残した“令和の介錯おじさん”こと宮澤博行元衆院議員。頭髪の薄い自民党議員有志を集めた議員連盟「日本を明るくする会」(通称ハゲ議連)の幹事長を務めていたが、実は薄毛治療に血道を上げていたのをご存じだろうか。足しげく通っていたという鍼灸院を直撃した。
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宮澤氏行きつけの鍼灸院は、都営地下鉄「大門」駅から徒歩3分のところにある「ハリのち晴れ 鍼灸治療院」。東洋医学をベースに、薄毛改善・発毛・育毛や美顔などに特化した治療を施してくれる。大門で3店舗を展開中だ。
日刊ゲンダイ記者も早速、「育毛鍼・頭皮鍼コース」(60分、税込み8800円)を体験。薄毛に悩んでいるわけではないが、モノは試しだ。
ベッドの上にうつぶせになると、金子一秀院長がちゅうちょなく後頭部へ鍼をプスプス。あっという間に20本以上の鍼を打ち終えたが、少しチクリとするだけで痛みはほとんどない。
さすが、30年以上にわたり頭皮を研究し続けているプロだ。
■睡眠の質や基礎体温を上げる効果も
「薄毛に悩むと、まず飲み薬を服用する人が多いのですが、長年服用していると人によっては副作用のような症状が出てきてしまう。例えば動悸がしたり、むくんだり。健康診断で数値が悪くなってしまう場合もある。それでようやく、鍼治療に来られる方が多いですね。鍼なら副作用はないし、頭に打つことによって自律神経が整う。睡眠の質や汗のかき方、ホルモンバランスも変わっていきます」(金子院長)
効果を高めるため、打った鍼から低周波を流して凝りをほぐしていく。鍼を通じて深部に優しい刺激が伝わって気持ちがいい。時おり金子院長が「リラックスですよ~」と声をかけてくれるのも心地よかった。
後頭部が終わり、今度は生え際や顔にも鍼を打っていく。顔はオプション(税込み2200円)だ。
「見方を変えると、顔も頭の一部です。男性は特に食い縛りとか目の疲れが激しいので前面をほぐしてあげることによって、髪にいい栄養が流れやすくなるイメージですね」(金子院長)
頭と顔、体に打ってもらった鍼は計100本以上。治療を終えると、首や肩が軽くなり、頭も冴えわたってスッキリ。週1回の治療を半年続けると、「髪の質が変わると同時に、基礎体温が高くなることで風邪もひきにくくなる」(金子院長)という。