石破首相は“軍事オタク”の本領発揮か? 防衛増税のトンデモ概要に国民の怒り爆発

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 世界一高いと言われる国会議員の歳費、定数削減の議論はどうなったのか。基金名目で毎年、積み上げられるカネの扱いはどうなったのか。臨時国会でも、一般会計の歳出総額が13兆9000億円余りに達する2024年度補正予算案を巡り、金額の妥当性について疑問を呈する声が続出しているが、まずは無駄の歳出削減が先だろう。

 政府・与党は第二次安倍政権以降、あらゆる政策を「数の力」で押し通してきた。その体質が体に染みついているのだろう。いったん決めてしまえば、どうとでもなると考えているのかもしれないが、国防といって武器を爆買いしたところで、使用する国民=兵隊の数が重税で減少すれば全く意味はないのではないか。

《出生率が減るのも当然》《働けど働けど暮らし良くならず》《乾いた雑巾を絞るトヨタ方式の経営より酷い》

「軍事オタク」と評される石破茂首相(67)に、果たして庶民の悲鳴は聞こえているのだろうか。

  ◇  ◇  ◇

 岸田政権下で決まった防衛増税●関連記事【もっと読む】で『忍び寄る「防衛増税」拡大…有識者会議で「43兆円から積み増し」提言相次ぐ仰天』【さらに読む】で『「冷戦後も発注減らさないで…」三菱重工会長が93年10月、防衛庁長官に要請した』を取り上げている。

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