低迷巨人の原采配を「選手との信頼関係にヒビ」と評論家指摘
セ・リーグ球団の関係者が声を潜めてこう話していた。
「今年は巨人の選手たちに覇気がないのがどうも気になるんです。原監督の阿部や村田への起用法が厳しいこともあるんでしょうか。今年で契約が切れる原監督にお役御免してもらうためにまさか……なんて、うちのベンチで話題になったほどなんです」
あながち、あり得なくもない話がある。今度は巨人OBがこう言った。
「6月に原監督と阿部の間で決定的なことがあった。その前の西武戦でファウルを顔面に受けて首の状態が悪化。その後、治療を受けながら痛み止めの注射も打っていた。その際、医師から『今の状態で捕手は厳しい。せいぜい代打で、決して無理はしないように』と言われていた。首脳陣も状態を知っていたから、しばらく代打出場が続いた。にもかかわらず、ソフトバンク戦になると代打の後に2試合連続で捕手のポジションに就き、顔面にファウルが直撃。登録抹消となった。そんな事情を知るナインから、阿部の首の状態を知っていたのに捕手で使った原監督への視線が急激に冷たくなったと聞きます。チームに一体感がないように見えるのは、そういう理由もあると思う」