低迷巨人の原采配を「選手との信頼関係にヒビ」と評論家指摘

公開日: 更新日:

 セ・リーグ球団の関係者が声を潜めてこう話していた。

「今年は巨人の選手たちに覇気がないのがどうも気になるんです。原監督の阿部や村田への起用法が厳しいこともあるんでしょうか。今年で契約が切れる原監督にお役御免してもらうためにまさか……なんて、うちのベンチで話題になったほどなんです」

 あながち、あり得なくもない話がある。今度は巨人OBがこう言った。

「6月に原監督と阿部の間で決定的なことがあった。その前の西武戦でファウルを顔面に受けて首の状態が悪化。その後、治療を受けながら痛み止めの注射も打っていた。その際、医師から『今の状態で捕手は厳しい。せいぜい代打で、決して無理はしないように』と言われていた。首脳陣も状態を知っていたから、しばらく代打出場が続いた。にもかかわらず、ソフトバンク戦になると代打の後に2試合連続で捕手のポジションに就き、顔面にファウルが直撃。登録抹消となった。そんな事情を知るナインから、阿部の首の状態を知っていたのに捕手で使った原監督への視線が急激に冷たくなったと聞きます。チームに一体感がないように見えるのは、そういう理由もあると思う」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…