松山英樹は攻略なるか マスターズ復活のガラスのグリーン
「97年にT・ウッズが2位に12打差をつけて18アンダーで勝った時は、6925ヤード設定だった。何度か各ホールの距離を延ばしてきたが、もう限界に近い。これだけ選手の飛距離が伸びると、パー5は2打でグリーンに乗せてくるし、ガラスに例えられた高速グリーンの攻略も昔ほど難しくはない。昨年のスピースみたいに28ものバーディーを取れるグリーンは、通常の冠大会と変わりません。今年は久々にマスターズらしい、パッティング勝負の優勝争いを見たいですね」(前出の吉川氏)
ちなみに、米ツアー公式サイトの優勝予想では、昨年5位の松山は自己最高の11番手。今季平均パット数は1.713で9位(1位はスピース1.674)と悪くない。