「移籍は直感で」 細貝萌が今語るトルコ行き決断の真意
11年頭に浦和からレバークーゼンに移籍。レンタル先の2部アウクスブルクの1部昇格の原動力となり、ヘルタで2季プレーした後、ブルサスポルに移籍した。
「ヘルタを出るに際して選択肢はたくさんありました。ドイツの1、2部の複数のクラブから声を掛けられ、自ら電話をかけてくれた監督さんもいました。Jリーグからも多くのオファーをいただき、本当に感謝しています。正直に言って、日本代表復帰を第一に考えるのなら、ドイツに残った方が良かったのかもしれません。日本代表のことは本当に気になっていますし、大事な存在ですからね。しかし、自分自身の人生を考えた時、ひらめいたのです。言葉も通じない、知り合いもいない未知の異国に身を置いて経験を積んでいくことが、自分の将来に必ずプラスになると。そう直感して決めました」
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レバークーゼン時代は左SBを経験。「ボランチにこだわった」細貝はヘルタへの移籍を決断したが、ブルサスポルでは「右SB」を主戦場としている。トルコでサイドバックとしての新境地を開拓しつつある細貝の今後の動向を注視したい。