コース警戒しすぎた…松山英樹“大誤算”の1オーバー75位
【全英オープン 初日】
4年連続、4度目出場の松山英樹(24)は3バーディー、4ボギーの1オーバーで、首位と9打差の75位と大きく出遅れた。
会場のロイヤルトルーンGCはアウト(3445ヤード)がイン(3745ヤード)よりも距離が短いため、「全英では最もやさしいフロント9、最も難しいバック9」といわれている。だから前半で貯金をため、後半はボギーをたたかずに耐えるゴルフが求められる。
松山は1番パー4でドライバーを手にグリーンそばまで運び、2打目はピンそば1メートル弱につけ、バーディースタート。2番以降はティーショットにロングアイアンを手にしてフェアウエーキープに徹し、手堅いゴルフを続けた。
4番パー5は2オンに成功し、イーグル外しのバーディーを奪ったが、5番パー3がグリーン奥から寄せ切れず、初ボギー。
それでも9番で2メートルのバーディーパットを沈め、2アンダー9位タイで前半を折り返した。
スコットランドのリンクスは1日に四季があるといわれるぐらい、目まぐるしくコンディションが変わることで知られる。