選抜決勝進出 大阪桐蔭・西谷監督の仰天スカウティング術
1日(雨天順延)の決勝に5年ぶりに進出を果たした大阪桐蔭(大阪)。近畿圏はもちろん、広島、徳島、岐阜、愛知と全国から選手を集めている。
話題になっているのは、西谷監督のスカウティングだ。日頃から、「グラウンドにいるより日本全国を飛び回っている時間の方が長い」といわれているほど。あるプロのスカウトは「そこまでやるか、というレベルです」と、こう続ける。
「目当ての選手に『ウチにくれば1年生から4番だ!』なんて勧誘は序の口。選手の実家の住所を調べ上げて家の前で待ち伏せ、偶然を装って口説くこともある。『この辺、いいところだなあと思って散歩してたんだけど、ここオマエの家なのか! いやあ、巡り合わせってあるものだなあ』という具合です。ちょっと露骨すぎやしないかと思いますけどねえ」
ちなみに西谷監督の肩書は社会科教諭だ。
■他校の監督にもさまざまなネット裏情報が
今大会に出場した、ある学校。監督は、高校球界でも名の知られている指導者の下、コーチとして育てられ、一時期は後継者になるのでは、ともいわれていた。