選抜決勝進出 大阪桐蔭・西谷監督の仰天スカウティング術

公開日: 更新日:

 そこでテレビ局は、その指導者である恩師に連絡を取り、「試合の解説をお願いします」と頼んだところ……。

「それが『絶対嫌だ』の一点張り。結局、交渉決裂となった。後で知った話ですが、指導方針を巡って対立したそうなんですよ。監督が恩師に意見をしたところ、『オレに逆らうのか!』と激怒。『オレの後継者はアイツだと思っていたが、もう知らん』と、今は絶縁状態だと聞いています」(放送関係者)

 準決勝で敗れたものの、3季連続甲子園で4強入りした秀岳館(熊本)。県外選手を集めるチームづくりは賛否両論だが、それだけで勝っているわけではない。

 鍛治舎監督は「捕手を多く取るんです」と、こう話す。

「その上で、高校入学後に内野や外野に転向ということです。例えば外野手なら、自分のバッティングしか考えない、という選手が少なくないが、捕手は常に試合全体を見ているポジション。どんな捕手でも、最低限、試合の流れを考える。だから、ポジションが変わっても考えて野球をする癖がついているんです。速いボールにも慣れているので、内野へのコンバートも難しくない」

 そうやって集めた選手たちを、平日も午後2時から8時間以上鍛えたという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 3

    大谷も仰天!佐々木朗希が電撃結婚!目撃されたモデル風美女に《マジか》《ビックリ》

  4. 4

    井上中日が「脱立浪」で目指す強打変貌大作戦…早くもチームに変化、選手もノビノビ

  5. 5

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 7

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  3. 8

    “透け写真集”バカ売れ後藤真希のマイルドヤンキーぶり…娘・希空デビューの辻希美とともに強い地元愛

  4. 9

    爆笑問題・太田光のフジテレビ番組「休止の真相」判明 堀江貴文氏“フジ報復説”の読みハズれる

  5. 10

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ