ラモス氏が代表へゲキ「ベルギー戦は死ぬ気でプレーを」
ワタシを総監督にして背番号10を兼任させればいい。今の代表には、中盤にゲームを組み立てる選手がいない。これが日本代表の泣きどころ。
スペインの柴崎(ヘタフェ)に期待してんだけど、ケガがねぇ……(左足骨折で戦線離脱中)。
ベルギー戦(日本時間15日早朝)の先発をラモスが選んでいいのなら――。まずテストをしながら国際経験を積ませたいね。1トップは杉本(C大阪)。そして左にヘルタの原口、右にはゲンクの久保だね。
中盤は“逆三角形”にする。山口(C大阪)と井手口(G大阪)をボランチにして長谷部(フランクフルト)をアンカー(中盤の底)に置く。
4DFは左の長友(インテル)を休ませて槙野(浦和)。右はブラジル戦で好パフォーマンスを見せた酒井宏(マルセイユ)。CBはブラジル戦に先発出場したサウサンプトンの吉田と槙野じゃない。昌子(鹿島)と三浦(G大阪)を試したいね。岐阜監督時代、対戦相手に三浦がいた。ビックリした。うまくてクレバー。ボールもつなげるし、体もあって空中戦も強い。見てみたいね。
選手たちの覚悟をベルギー戦で確かめさせてもらう。もしブラジル戦のようなプレーに終始したら……。彼らには船で帰国しなさいと言う。飛行機はダメ。船で長旅しながら深く、深く反省する時間を与えないとね。