一発勝負のJ1昇格プレーオフ 26日準決勝2試合の見どころ
名古屋にとってのプラス材料は、攻撃の中心でケガを引きずっていたMFガブリエル・シャビエルの体調が良化し、プレーのキレが戻ったこと。決定力バツグンのブラジル人助っ人をどうやって封じるか? 千葉守備陣の踏ん張りにも注目だ。
福岡と東京Vは、共に「堅守速攻」系のチームである。前半戦を首位で折り返した福岡の失点36は、首位・湘南と並んでリーグトップ。この堅い守備を形勢不利といわれている東京Vが、どうこじ開けていくか。
東京Vは今季就任したロティーナ監督が「規律あるサッカー」をテーマにチームを強化。昨季の失点61を49に減らした。今季好調の18得点ドウグラス、17得点アラン・ピニェイロの2トップがPOでブレークすれば、名門クラブの10年ぶりのJ1復帰も見えてくる――。