MLB注目の“大谷2世”も出場消滅…目玉なきセンバツ甲子園

公開日: 更新日:

 超高校級右腕の出場が消滅した。

 岩手県高野連は6日、来春のセンバツ甲子園(3月23日開幕)の21世紀枠県推薦校に千厩の選出を決定。来秋ドラフトの目玉でMAX157キロを誇る佐々木朗希を擁す大船渡のセンバツ出場がなくなった。大船渡は秋季岩手大会の3位決定戦で敗退、21世紀枠での甲子園出場に望みをかけていた。

「来年の高校球界には、今から『来秋のドラフト1位は間違いない』と言われる、超高校級投手が4人いる。メジャーも注目している大船渡の佐々木、今夏甲子園で鮮烈デビューした創志学園(岡山)の150キロ右腕の西純矢横浜(神奈川)の152キロ左腕の及川雅貴、星稜(石川)の150キロ右腕の奥川恭伸です。このうち、佐々木に加えて西の創志学園が秋季中国大会準決勝でコールド負けし、及川の横浜も秋季関東大会準々決勝で敗れ、ともにセンバツ出場が厳しい情勢。『BIG4』のうち甲子園に出てくるのは、北信越大会を制した星稜の奥川だけという可能性が高い。来春は寂しい甲子園になりそうです」(アマチュア野球担当記者)

 ネット裏でアクビするスカウトの姿は見られそうだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…