無失点デビュー前…日ハム吉田輝星は“夜の肉食”も超大物
楽天サイドからは、吉田の投球についてこんな声が聞かれた。バットを折られた橋本が「ストレートは(ソフトバンクの)千賀投手のようになれるかもしれない」と話せば、安打を打った山下斐紹は「投球術がルーキーっぽくない。走者が出た時に長く持ったりクイックしたり、首を使ったり(の牽制)もできていた」と舌を巻いた。
■捕手・郡に誘われ“決起集会”の食事
吉田は登板前夜、キャンプ時に同部屋で「世話役」である高卒3年目捕手・郡拓也(20)、高卒2年目右腕・田中瑛斗(19)の3人で、選手寮近くの焼き肉店に出かけた。“決起集会”の発起人で、2人の後輩にごちそうをした郡は、そのときの様子をこう明かしてくれた。
「その日は練習が休日。(田中)瑛斗と夜飯に行く約束をしていて、そこに輝星も『行きたいです』と言うので誘いました。肉は、ご飯とソフトドリンクと一緒に10人前以上は食べたと思います。輝星は『もう食えないです』と言いながら、結構食べてました。先輩の肉も焼いてた? 僕はもともと焼いてくれ、とは言わないんです。食事のときくらいは、のびのびやってくれていいと思っています。輝星は自分の分をトングで焼いて食べる感じでした」