サニブラウン全米制覇へ “高速コース”の恩恵で記録更新も

公開日: 更新日:

 日本記録更新に加え、全米制覇の期待が高まっている。

 陸上男子短距離(100、200メートル)で、全米大学選手権(6月5日開幕=テキサス州オースティン)に出場するサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)。24日(日本時間25日)から行われた同選手権東部地区予選では100メートル(10秒13)、200メートル(20秒13=日本歴代3位)とも、まずまずのタイムで、初の本戦に駒を進めた。

 100メートルでは桐生祥秀(23=9秒98)に次ぐ、日本歴代2位の9秒99を持つサニブラウンは今大会、さらなる記録更新の可能性は十分にある。

 会場であるテキサス大学オースティン校のマイヤーズ・スタジアムの陸上トラックは記録が出やすいことで知られる。同州特有の乾燥帯のため、空気抵抗が少ない。ダルビッシュ(現カブス)が一昨年途中まで所属したレンジャーズの本拠地グローブライフ・パーク(アーリントン)で打球が飛びやすいのと同様、オースティンでも記録が伸びやすいのだ。

 さらに100メートルのコースはスタート地点からゴール地点に向かって風が抜ける設計が施されていることもスプリンターには、まさに追い風になるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース