調整不足でエラー連発…“コロナブランク”で球児ヤル気低下

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 “コロナブランク”の影響で「甲子園交流試合」初日の試合はドタバタだった。

 第1試合は大分商が2失策、花咲徳栄(埼玉)が1失策。2試合目も鳥取城北が1失策で、失点につながるケースが目立った。逆転サヨナラ勝ちを収めた明徳義塾にしても、七回まで無安打に抑えられていた。

 新型コロナウイルスの影響で、野球部は自粛を強いられ、通常時なら猛練習で鍛え上げてくる強豪校も、それは例外ではなかった。

 甲子園常連校の明徳義塾は「外部との接触がない」と馬淵監督が言う特殊な環境のため、休校中も寮生に限り、2時間程度の部活動は認められていたというからマシな方。高崎健康福祉大高崎(群馬)は練習どころか、4月の段階で、いち早く寮を閉鎖し、野球留学者ら遠方の生徒を自宅に帰している。普段は屈指の練習量を誇り、「東の横綱」と呼ばれる東海大相模(神奈川)も、学校方針により3月21日から活動休止。全体練習を再開したのは6月14日だから、3カ月近いブランクを余儀なくされたことになる。

 交流戦に出場する西の強豪校関係者がこう明かす。

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