原監督は思考停止か…巨人崖っぷち3連敗招いた不可解采配

公開日: 更新日:

特定の選手にボコボコ

 守っても2戦目までは5番・栗原に8打数7安打とボコボコに打たれ、この日は中村晃に本塁打を含む2安打3打点。巨人バッテリーは特定の選手にやられるケースが目立つ。

「この日もスタメンマスクをかぶった大城の起用にしてもそうです。第1、2戦で18失点。もともとリードに難があり、打撃力を買われている捕手。この日の三回に中村晃に浴びた先制2ランも同じスプリットを3球続けた結果です。短期決戦で配球に問題がある捕手を起用するのはリスクが高い。大城の打撃を買うなら、中島を控えに下げて一塁に起用すればいい。スタメンマスクは、経験豊富で西武時代にソフトバンクと何度も対戦している炭谷。もしくは、シーズンの終盤戦でずっと起用していた岸田はバランスのいい捕手で悪い流れを変えられたはず。いずれにしても、ベンチが何も手を打たないことはチームの雰囲気に影響する。ソフトバンクとの日本シリーズは昨年から7連敗。選手が力の差を目の当たりにして気落ちしているなら、なおさら原監督が積極的に動いて沈鬱ムードを一掃しないといけない。なぜ、それをしないのか。ベンチが戦う姿勢を見せなければ、ファンにも失礼です」(高橋氏)

 巨人はこの日の敗戦で、楽天と対戦した2013年の第7戦から日本シリーズ8連敗。球団ワースト、シリーズ連敗記録の「9」に王手がかかった。やはり原監督では、この舞台は勝てないということかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース