巨人は来季“残留地獄”…天敵が留まり、大物FA補強も叶わず
「原監督はリーグ優勝決定直後に日テレに出演し、『阪神戦でヤバイと思ったことは一度もありませんね』と笑みを浮かべていたが、手も足も出なかったスアレスのことだけは苦々しく思っていた。100%メジャー移籍といわれていたのに急転残留。これは想定外です」
「巨人が欲しかった2人」も大きな壁になる。
沢村賞投手である大野雄大(32=中日)に対しては、2勝2敗ながら、防御率は1・32と、巨人打線は攻略できなかった。
巨人戦の打率・264、4本塁打の山田哲人(28=ヤクルト)は、今季の打率が・254だから、巨人戦の方がマシだったことになる。なにせトリプルスリーを3度達成した男。復調すれば、もちろん脅威になる。大野雄も山田も巨人がFAで狙った大物である。
小川に対しては3勝1敗だが、ノーヒットノーランを達成した10勝投手。「できればパの日ハムへ行って欲しかった」が本音だそうだ。