西武はコロナで4度目の巻き添え 試合延期も救いは「連休」

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「なんでウチばかり……」と嘆く声が聞こえてくる。

 広島新型コロナウイルスのクラスターが発生して25、26日の西武戦は延期に。3戦目の27日も現時点(25日現在)では開催されるかどうか不明だ。

 交流戦の開幕戦がいきなり延期では広島も泣くに泣けないだろうが、相手の西武もア然ボー然ではないか。なにせ新型コロナが原因で試合が中止や延期になるのは、昨季から数えて今回で4度目なのだ。

 昨年6月、巨人との練習試合が中止になったのを皮切りに、同8月のソフトバンク戦、今月の日本ハム戦が延期になった。しかも、公式戦3試合はいずれも敵地での連戦中、あるいは敵地に乗り込んだ後で延期が発表されている。

 当然、コロナで4度も延期というのは12球団最多。西武はこれまで選手、スタッフにひとりの感染者も出していないにもかかわらず、最もワリを食う羽目になっている。

 ただ、シーズンのおよそ3分の1となる47試合を消化した現在、「連休」ができたのは悪い話でもない。

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