西武は昨季最下位から逆襲も…優勝ならまたも遅れる「松井稼頭央監督」誕生

公開日: 更新日:

 優勝できるなら、それに越したことはない。しかしーー。

 昨31日は負けたものの、混パの中、なんとか首位をキープしている西武。昨季は所沢移転元年以来となる42年ぶりの最下位という屈辱を味わった。逆転Vはナインの悲願だ。

 だが、仮に西武が優勝、2位か3位でもCSを勝ち抜いて日本一ともなれば、辻発彦監督(63)に続投要請を出さなければならないのも事実だ。

 球団OBが言う。

「辻監督が悪いわけではない。ただ、西武としては1年でも早く、松井稼頭央ヘッドコーチ(46)を指揮官とした体制に移行したい。本来、辻監督は昨季で契約満了。松井コーチにバトンタッチの予定だったが、さすがに最下位は球団も想定外。ボロボロのチームを本命に継がせるわけにもいかず、辻監督の契約を1年延長してチーム再建を図った。それが最下位からの逆転Vとなれば、球団も『任期満了です』とは言えませんよ。辻監督サイドから辞任を言い出してくれればともかく、ムゲに扱えばファンからの反発も必至です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇