ロシアでは五輪メダリストに軍への召集令状が…スポーツ大国いよいよ崩壊秒読み

公開日: 更新日:

「例外」はなさそうだ。

 ウクライナとの紛争が続くロシアで、2人のフィギュアスケート選手に自国軍隊への召集令状が届いたという。ロシアのスポーツ専門チャンネル「マッチTV」が28日に報じたもので、受け取ったのは2018年平昌五輪で7位入賞のドミトリー・アリエフ(23)と21年ロシア選手権銀メダルのマカール・イグナトフ(22)。ロシアのフィギュアスケート連盟は、スポーツ省を通じて2人の動員延期を求めているという。

 プーチン大統領は去る21日、予備役を徴兵する意向を示していた。ロシアでは、全ての18~27歳の男性に1年間の兵役義務があり、入隊も40歳まで認められている。最近では総合格闘家のウラジミール・ミネフ(32)も召集された。

 ウクライナではロシアの侵攻が始まってまもなく多くのアスリートが自ら戦地に赴き命を落としが、ロシアでもアスリートに戦禍が及びつつあるようだ。

 こうした動きはロシア国内で波紋を呼んでいる。

 ロシア国内における五輪代表は、アスリートの中でもトップスター。国からの支援を受けて競技力の強化に励み、メダルを獲得すればプーチン大統領から華々しく表彰を受ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した