<49>侍ジャパンの宮崎合宿に思う…現役時代にはなかった暖かい場所への憧れ
■スプリンターの血が騒ぎ
親交のあった栄養士さんが仕事で与那国島に行くついでに「一緒に行く?」と誘われ、便乗したこともあった。那覇空港から小さなプロペラ機で行くときは大興奮。スプリンターの血が騒ぐのか、経験したことのない加速に怖さを感じるどころか、心の中で「行けーっ!」と叫んだ。大谷翔平選手が乗っていたチャーター機はあれより大きいのか。比較してみたい(笑)。
現役引退後にやっと暖かい場所に家族旅行へ行ってゆっくりできると思ったら、私の夫はやたらとせっかち。食事に行っても自分がご飯を食べ終わるとすぐに「もう行くぞ!」オーラを出し始め、席を立つのでゆっくりできない。歩くのも速いから風景もちゃんと見られないし、写真だってちゃんと撮れない。景色に反応したかと思ったら、「おっ、あそこにゴルフ場がある!」。世の中の旦那さまはどうなんだろう。