“ブルドーザー”錦木が賜杯レース単独トップに浮上 大関とりに名乗り上げる好調の要因

公開日: 更新日:

「所属する伊勢ノ海部屋は大鵬と共に『柏鵬時代』を築いた横綱柏戸に代表されるように、突き押し専門の部屋。錦木も四つでも取れなくはないが、どちらかといえばパワーで持っていく力士。強引に前に突き進む愚直な相撲が持ち味です。かつての錦木は先手を取られて相手の型に持ち込まれ、そのままずるずると負けることが多かった。それが今場所はかねて指摘されていた脇の甘さがなくなり、先手を取られても相手の攻めをしのぎ、粘り腰で逆転する相撲が多い。不器用は不器用だが、簡単に負けなくなったことが好調の要因です」(前出のOB)

 尾車親方(元大関琴風)と解説者の舞の海氏は、そんな錦木を「ブルドーザー」と形容。低速だが力強い重機は、まだまだ止まる気配はなさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース