昨春就任した履正社の多田晃監督に聞いた 強豪校を引き継ぎ指揮を執るプレッシャーは?
大阪大会決勝で大阪桐蔭を下し、甲子園に出場した履正社。2019年夏に全国制覇した岡田龍生前監督に代わり、昨春から指揮を執るのがコーチや部長を務めていた多田晃監督(45)だ。チームを初めて率いた今春のセンバツは高知に初戦敗退。野球強豪校の監督を務めるプレッシャーはないか聞いた。
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──大阪桐蔭を破っての甲子園。監督も選手も大阪桐蔭は意識しますか?
「そりゃ、あると思います。僕ももちろんありますし、大阪桐蔭さんに勝たないと甲子園に出られないというのは常にミーティングでは話してましたし、みんなそう思ってやっていたので、決勝戦で勝てて良かったなと」
──強豪校の監督を引き継ぐプレッシャーは?
「やっぱりありますね。岡田先生も夏の甲子園で優勝されるなど実績がありますし、そういうプレッシャーはありましたね」
──監督交代にあたって「履正社は大丈夫か」と心配される声が上がったそうですが。