霧島は連勝、豊昇龍は初黒星…新鋭2大関が2日目明暗も「地位が人を育てる」は本当か?
最近は自ら叔父の話題も
時事通信で主に大相撲を担当し、日刊ゲンダイのコラムを連載中の若林哲治氏が言う。
「2日目に明暗が分かれてしまいましたが、霧島と豊昇龍は想像していた以上に2人とも大関にふさわしい落ち着き、雰囲気をまとっている印象です。以前の豊昇龍は叔父さんの元横綱・朝青龍について聞かれるのを嫌がっていましたが、最近では自分から叔父さんの話題を出すようになった。これも心に余裕ができたからではないか。ファンからも『大関!』と声をかけられていますし、おそらく2人とも今場所は照ノ富士が休場すると踏んでいたのでしょう。だからこそ、『大関である自分たちが……』と、より自覚が芽生えたのではないか」
この9月場所、2人が賜杯を争えば、土俵は盛り上がる。