PL学園OB監督に可能性残す大物たちの事情…過去わずか5人、楽天・今江敏晃は3人目の現職
PL学園OBの現職監督はこれで、中日・立浪和義監督(54)、西武・松井稼頭央監督(47)に次いで3人目。ネット上には《PL出身監督が成功するイメージがない》《立浪という失敗例があるだけに不安》という意見も散見される。そのPL学園は16年の夏の大会を最後に休部。翌年には大阪府高野連からも脱退し、事実上の廃部状態が続いている。今春、1年生1人が入部して活動を再開したものの、《もうPLからプロ野球選手は出てこないだろうし、監督になるのも今江が最後かもしれない》との見立てもあるようだ。
■母校野球部は依然“廃部状態”
「PLはプロ野球に計82人を輩出しているが、監督になったのは尾花横浜監督、平石楽天監督を含めて今江監督が5人目。意外に少なく、今後も可能性のある人材は限られる。強いて挙げるなら元巨人の清原和博(56)、桑田真澄(55)、ヤクルトの宮本慎也(52)、阪神の今岡真訪(49)、ロッテのサブロー(47)、中日の福留孝介(46)の6人あたりでしょう」と在京球団の元幹部が言えば、現役のある球団編成幹部はこう言う。