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永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

【新生エディージャパン検証】ラグビー・パシフィック杯準VもダブルSO不発…負けパターン脱却ならず

公開日: 更新日:

 2015年以来9年ぶり2度目の就任となったエディ・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)率いるラグビー日本代表(世界ランク13位)は、21日に東大阪市花園ラグビー場で行われたアサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024決勝戦でフィジー(10位)に17対41と完敗。6月22日のイングランド戦(5位=17対52)から始まった、第2次エディ・ジャパンでのサマーシリーズの締めくくりを白星で飾れなかった。スポーツライターの永田洋光氏が新生ジャパンの戦いぶりを検証する。

  ◇  ◇  ◇

 イングランド戦からジョージア(12位)、イタリア(8位)とテストマッチ3連敗を喫して先行きが危ぶまれたジャパンは、この大会に入ってカナダ(22位)、アメリカ(19位)に連勝。準決勝で対戦した格上(対戦時13位)のサモアにも49対27と快勝してランクを1つ上げた。

 アメリカ戦の後半に、途中出場の立川理道をSOに入れ、それまで司令塔を務めた李承信をFBに下げる布陣を試して手応えをつかんだジョーンズHCは、このサモア戦でも10番に立川を先発させた。

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