公開日: 更新日:

(春秋社 2200円+税)

■「『野菜中心』をやめなさい」渡辺信幸著

 肥満率全国一の沖縄で生活習慣病外来クリニックを開業する著者は、医療機関で健康指導の際によく言われる「植物繊維たっぷりの新鮮な野菜を中心に、バランスよく食べましょう」という「カロリー制限食」では、健康状態がよくなるどころか、逆に悪くしてしまうと指摘する。

 では、何を食べればよいのか。著者が考案したのはMEC(メック)食。肉(Meat)・卵(Egg)・チーズ(Cheese)の3つの食材を一口30回、よく噛んで食べるだけのシンプルな食事法だ。13カ月で21キロ体重減、投薬が必要だった糖尿病数値が正常値に戻った53歳のKさんなど、多くの実例を紹介しながら、3000人以上の患者たちが身をもって証明したその驚異の食事法の効果を紹介。

(宝島社 1000円+税)

■「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」ジョンJ・レイティ/リチャード・マニング著 野中香方子訳

「野生」に戻った暮らし方を提唱する健康と生き方の指南書。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭