二階堂ふみ 「誰もいなくなった」の演技がイマイチな原因
■映画とドラマの違いが原因か
二階堂はこれまで映画では血まみれ、泥まみれの役から華やかなヒロインまで、あらゆる役を演じ分け、「カメレオン女優」とまでいわれる若手随一の演技派女優。
今ドラマでも、藤原が演じる、何者かに人生を乗っ取られる主人公の婚約者で、自らも闇の部分を抱えるという難役。初回から2話続けてキスシーンがあるなど、体当たり演技も要求されており、演じ甲斐は十分なはず。
「“演技命”の二階堂に、手抜きはあり得ません。なのに手抜きと思われているとしたら、考えられるのはテレビと映画の違いでしょう。脚本を終わりまで読んで演じる映画では、役に憑依もできますが、最終話までの展開がわからないドラマではそれができない。彼女がテレビドラマでまだ活躍できていない理由も、その辺にあるのでは?」(芸能ライター)
テレビ画面は小さ過ぎるのかもしれない。