アスリートも実践 腰・肩・首が楽になる「ほぐれっち」の効果
■気持ちよくなれる場所を探す
「ほぐれっち」は、「ほぐれっちボール」という用具を使って行う。とはいっても、身近にある物で簡単に作れるので、身構えなくていい。用意するのは次の4つだ。
(1)テニスボール4個
(2)テニスボール4個が入る長さの靴下
(3)辞書あるいはヨガブロック(半分に切って高さを10センチ前後に)
(4)ヘアゴム3個
テニスボールを靴下に入れ、出てこないようにヘアゴムで結び、辞書あるいはヨガブロックの上に乗せて、ヘアゴム2個で固定する(写真A)。
「これを使って、凝っている箇所に圧をかけ、筋肉をほぐします。日常の動作ではインナーマッスルをよく使うので、凝りをほぐす時も、インナーマッスルをほぐさなくてはなりません。『ほぐれっちボール』は表面に凹凸があるので、インナーマッスルにまで刺激を与えることができます」
凝っている箇所に「ほぐれっちボール」を当て、体を縦、横、8の字などに動かし、凝りをほぐしていく。