年末年始が見極めるチャンス 老親の認知症「15の兆候」

公開日: 更新日:

「これまで家事をきちんとこなしていた母親が、部屋の掃除をきちんとしていない、洗濯物がたためていない、下駄箱の靴がきれいに並べられていない、上がりかまちにある敷布が汚いままといったことがあれば、認知症のせいかもしれません。ただし、多少部屋が汚れている程度なら、老化で感覚や手足の動きが鈍り、単に若いころと同じようにできていないことも考えられます」

 五感の中で、一番最初に影響が出やすいのは嗅覚だといわれている。

「認知症でよくあるのは、生ゴミのニオイなどに無頓着になること。玄関のドアを開けて“なんか臭う”と思っていたら実は……というケースもあります」

 寒いのに妙に薄着。暑いのにやたらと着込んでいる。これも認知症による判断能力の低下が原因かもしれない。

「認知症の初期のサインはさりげないものが多く、気づきにくいのです。普段離れて暮らしている老親なら、久しぶりに子供や孫と会うため脳の働きが“持ち直し”て、サインが出にくくなっていることもある。それでも注意深く見ていれば、分かることが出てきます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出