【超微小外科手術】 東京大学附属病院形成外科・美容外科(東京・文京区)

公開日: 更新日:

 耳の入り口付近の軟骨を使って気管を作る、ヘソの組織で耳穴を作る、足指の股の組織で口角を作る、耳の縁の一部で鼻穴を作る、盲腸から尿道を作るなどの再建も行う。

 同科には、一般外科や耳鼻咽喉科からも医師が再建医療の技術習得のためスタッフとして参加している。

「スーパーマイクロサージャリーは、さまざまな診療科で応用できます。ここ数年は0・1ミリ前後の吻合が可能な“ナノマイクロサージャリー”も始めています。微小な血管がつながればつながるほど、最高の再建手術ができるのです」

 光嶋教授は海外で公開手術や講演などを行い、日本の再建外科の技術を発信し続けている。

 1858(安政5)年設立の「神田お玉ケ池種痘所」が起源。1960年に国内初の形成外科を開設。
◆スタッフ数=助教以上の常勤医9人(合計18人)
◆年間初診患者数(2014年度)=775人
◆超微小外科手術数(同)=287例

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動