シーズン到来も…あなたの目の充血は本当に「花粉症」か

公開日: 更新日:

 花粉症による充血との見極めは簡単ではないが、“手がかり”はある。結膜炎の症状は一般的に、最初は片目に発症し、1~2日で両目に表れる。さらに、2~3日でどんどん症状が悪化する。

「花粉症は最初から両目が充血する場合が多く、急激に悪化することも少ないといえます。症状の表れ方がいつもと違うと感じたら、眼科を受診してください」

②黄砂によるアレルギー性結膜炎

 花粉症シーズンと中国大陸からの黄砂が飛来するタイミングが重なると、勘違いする患者が多くなる。黄砂の粒子やゴミが目の中に侵入すると、充血したり、ゴロゴロとした違和感を覚え、さらにはアレルギー性結膜炎を起こしたり、角膜に傷がついて細菌に感染しやすくなってしまう。

「通常は放置していても黄砂は涙で流され、傷も徐々に修復されていきます。しかし、花粉症と黄砂が重なると、花粉症が治りづらくなって症状が長引く傾向があります」

③コンタクトレンズ使用による角膜感染症


 花粉症の患者がコンタクトレンズを使用していると、症状が強く表れる場合が多いという。花粉がレンズと目の間に入り込んで、症状を悪化させるからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」