ビリー・バンバン菅原進 盲腸がん手術で検診の大切さ痛感

公開日: 更新日:

 10日間ほどで退院したのですが、何がツラかったって“夜9時消灯”です。普段は昼ごろ起きて、寝るのは朝方3~4時ですから、9時に電気を消されたってぜんぜん眠れません。音楽をイヤホンで聴きたくてもシャカシャカ音が漏れてしまうから周りにご迷惑でしょう? おまけに病院の食事は少ないから、腹がへって余計に眠れない……。入院中はそれとの戦い。手術よりツラかった。

 実は僕、抗がん剤治療はしていないんです。がんのステージⅢともなると、リンパ節から他の臓器に転移の可能性があるから、医師からは勧められたんですが、前々から抗がん剤には疑問があって断ったんです。

 抗がん剤は、がんもやっつけるけど、いいところも壊してしまうって聞いていたから、なんとなく納得できなくてね。免疫力が弱くなってしまうことも心配で。それで、まぁ、民間療法というか、自分が納得した方法を続けているんです。

 おかげさまで3年経ちましたが今のところ転移もなく順調です。でも、やっぱり月1回の血液検査の前は毎回心配でたまらないんです。

 だから、結果が変わっていないとうれしくてうれしくて、ついつい祝杯を挙げちゃうんです。CM曲を担当しているからじゃないですけど、「いいちこ」で(笑い)。毎回心配して毎回祝杯、それを36回ほど繰り返して今に至っています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情