第3世代の視力矯正手術「リレックス」の実力とデメリット

公開日: 更新日:

「レーシックより後に登場したリレックスは、当然歴史も浅い。適切に行えば安全な手術ではありますが、長期的に見た場合、『100%問題がない』とは言い切れない部分もあります」

 実際、米国では「長期結果については臨床結果待ち」とする声もある。

 戸田院長は、「すべての手術に言えることですが」と前置きした上で、レーシックにしろリレックスにしろ、しっかりと説明を受け、メリット、デメリットを理解してから納得のいく治療を選択すべきだと強調する。

 どういう見え方がいいかは、ライフスタイルなどで異なる。見え方が変化することに、うまく対応できない人もいる。

 また、レーシック、リレックスともに何歳でも受けられるが、老眼によるピントの調節力に効く治療ではないので、老眼年齢の40代以降では遠くも近くも見えるようになるわけではない。「眼鏡が不要になる」と期待していると、術後、「そうじゃなかった」と不満が生じかねない。

 なお、レーシック、リレックスともに保険の適用はない。南青山アイクリニックではどちらも同じ値段設定だが、一般的にはリレックスの方が高額だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  5. 5

    中森明菜が小室哲哉、ASKAと急接近! “名曲製造機”との邂逅で「第2の黄金期」到来に期待

  1. 6

    「色気やばい」山﨑賢人のタバコ姿が大反響 韓国で路上喫煙の宮根誠司との反応に“雲泥の差”

  2. 7

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  3. 8

    中野サンプラザ、TOC、北とぴあ…都内で建て替え計画が相次ぎ頓挫する理由

  4. 9

    岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

  5. 10

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”