費用約1万円 予防でインフル治療薬投与はどこまで有効か

公開日: 更新日:

 その後は細胞の飲食作用により細胞内に取り込まれて大量のウイルスを作成。新たなウイルスが細胞を離れるときは、ウイルス表面にあるノイラミニダーゼでシアル酸レセプターを切り離さなければならない。

「タミフル、リレンザ、イナビルはこのノイラミニダーゼの働きを阻止して、細胞からウイルスが放出されるのを阻止します。ただ、ウイルスは発症から48~72時間で増殖のピークを迎えるため、48時間以内に薬を使わないと効果が得にくいのです。ちなみに、インフルエンザワクチンはあらかじめ体内にインフルエンザウイルスの抗体をつくることで感染を防ぎます」

 とはいえ、予防投与しても発症するケースがあるのは当然。さて、あなたならどうする?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動