高齢になると便秘になりやすくなりますが、この便秘が原因で食べない方も珍しくありません。口腔内の環境がよくないために食欲不振に陥っているケースも、高齢者ではよく見られます。
食事場面を注意深く観察し、いろいろ試していく中で、「これだ」というものを探していくしかありません。食器を変える、手づかみで食べられる食事メニューにする、便秘や口腔内環境の不具合を改善するなどです。
ご家族からの情報も貴重です。食の好みや普段の食事時間などです。自宅で使っていた食器・食具に変えることで食事量が増えた、という認知症の方もいます。