風呂上がりには水分補給を忘れずに。脱水状態は免疫力の低下を招き、風邪の回復を遅らせることにもつながります。コップ1杯の常温の水または白湯を飲むようにしてください。
なお、入浴は疲れるので、無理は禁物。入浴したいと思った時に入浴を。「38度以上の高熱が出ている」「吐き気や下痢の症状がある」「頭痛がある」といった時は、入浴を避けてください。たとえ38度を超えなくても、熱で頭がフラフラするような場合は入浴は控えるようにしましょう。
▽〆谷直人 国際医療福祉大学熱海病院検査部部長。日本臨床検査医学会認定臨床検査専門医・臨床検査管理医