風疹5年ぶりに患者数2千人超え…今すべき本当に必要な対策

公開日: 更新日:

■ベストはワクチン接種だが

「国のワクチン制度の変更でワクチン接種を受けていない30~50代の男性が感染者の中心です。妊娠可能な女性と接触する機会があるでしょうから、風疹対策をしっかり考えるべき。高齢者であっても、子供夫婦と同居していたり、社会と接する機会が多ければ同様。しかし、そうではない方たちもいます。要は、風疹の正しい知識を持つことが重要なのです」(三木院長)

 風疹は治療薬がなく、ワクチン接種が予防策としてベスト。時間がなければワクチン接種をすぐに受けるべきだが、そうでなければ、まずは風疹への免疫があるかどうかを調べる抗体検査を。十分高い抗体価がある場合は、ワクチン接種は必要ない。逆に、抗体価が低ければ、ワクチン接種が必要だ。

 なお、子供の場合は、1995年4月以降、生後12~90カ月の男女への風疹ワクチンの定期接種が義務付けられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造