著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米大学生で話題に 「スリープテキスティング」現象とは

公開日: 更新日:

「スリープウオーキング(夢遊病)」や、「スリープイーティング(夢遊食事病)」は以前から指摘されていましたが、最近、アメリカの若者の間で「スリープテキスティング」、つまり眠ったままショートメールやツイッターなどのメッセージを送ってしまう現象が話題になっています。

 眠っている間にメッセージが来て、返事をしたのを覚えていない。しかも、そのメッセージの内容が恥ずかしいものだった――。

 こんな経験が大学生の間で話題に上るようになってきたため、ビラノバ大学が調査を行い、その結果が「ジャーナル・オブ・アメリカン・カレッジ・ヘルス」に掲載されました。

 それによれば、調査対象となった372人のうち、4人に1人が眠ったままメッセージを送ったことがあり、その7割以上は送ったことを全く覚えていなかったと答えたそうです。

 では、なぜスリープテキストをしてしまうのか? 中には夢遊病などの「パラソムニア(睡眠時随伴症)」によって引き起こされることもありますが、ほとんどの場合、深く眠っている状態から携帯電話の着信音などで突然目覚めたため、その直後の記憶が残らないから。つまり寝ぼけた状態で意味不明な、スペルなどもめちゃくちゃなテキストを送ってしまい、しかし覚えていない。朝、目が覚めてびっくり! 恥ずかしい! というわけです。中にはこれを防ぐために手袋をして寝ている女子学生もいるほど。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド