著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

この不調は更年期によるもの? 悩んだ時にやるべきこと

公開日: 更新日:

 私の不調は更年期症状からきているもの? 夫の側からすれば、妻の不調は? もし疑問に思ったら、「NPO法人女性健康とメノポーズ協会」のホームページで紹介されている「簡略更年期指数(SMI)」をチェックするとよいでしょう。典型的な症状が10項目挙げられており、症状の強さによって点数をつけていきます。

 ただし、このテストで異常がなくても“問題なし”ではありません。骨粗しょう症や動脈硬化など更年期に関連した疾患が隠れている場合がありますので、不調が続くようなら、検査のために病院に行きましょう。

 更年期の症状を診るのは婦人科の医師ですが、すべての婦人科の先生が更年期に詳しいわけではありません。そのため、受診する時は更年期外来があるクリニックが無難でいいかもしれません。

 また、良い医師探しには、口コミが貴重な情報源になります。同協会のホームページでは全国の婦人科・更年期外来について掲載していますので、こちらも参考にしてみてください。

 簡単な問診やホルモン検査だけでは、正しい更年期の診断は難しいケースが多い。そのほかの血液検査、骨量測定、血圧測定、婦人科内診、子宮の大きさ、子宮頚がん・体がん検査、乳房検診、尿検査なども必要でしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…