血液1滴で13種類のがんをチェック いつから受けられる?

公開日: 更新日:


 たくさんの数を調べるほど精度が上がる。しかしコストも上がる。

「大腸がんであれば、3種類のマイクロRNAを調べればいいことが分かっています。しかしがんによって、どれくらいがベターかが違います。現在は研究段階にあります」

■検査のポイントは?

 ひとつは、血液検査という簡単な検査で複数種類のがんを調べられることだ。

「がんの検査の中には、痛みを伴ったり時間がかかったりするものが少なくなく、それががん検診の受診率が伸びない一因になっています。しかし血液検査であれば、受ける人の負担が少ない」

 もうひとつは、感度・特異度の高さだ。

「マイクロRNAの検査では、Ⅰ~Ⅳ期に関係なく高い感度は変わりません。また、たとえば大腸がんは肛門の近くにあるものは感度が高く、大腸の奥の方にあるものは感度が低いのですが、マイクロRNAでは感度は同じです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇